社会連携講座の最終報告会を、以下の通り開催いたします。ご参加いただける方は、2月26日(金)正午までに以下のURLにてご登録をお願いします。接続先については後日ご案内申し上げます。
詳細はこちら本講座では、地球観測データや数値モデル、社会経済データを効果的に統融合する地球環境情報プラットフォーム(DIAS)を用いて、水循環と水関連分野のデータ統融合を促進する研究開発を推進します。さらに、それにより得られる科学知を体系化して教育を行うとともに、国内外での調整を通して社会に実装し、公共的利益を創出することを目指します。
ビッグデータの統合と解析を通じた科学的知見の創出
データ統融合により得られる科学知を体系化した教育の実施
気候予測による水害軽減など地球規模課題解決への貢献
本社会連携講座では、地上観測や地球観測衛星等のデータと、気象・気候予測モデルの出力、地理情報や社会経済情報を統合的に解析して、大規模水災害の被害軽減や気候変化に適応した水資源管理、水利用の効率化等に有用な情報を提供します。また、災害、都市、経済などの多分野のデータやモデルと水分野のデータやモデルとの統融合を実現するデータ基盤をDIAS上に構築する。そして、水災害の被害軽減や発災時の応急対応等を支援する手法を開発し、関係機関等と連携してパイロットスタディを国内外で推進します。
水循環と水関連分野のデータやモデルの統融合が進むことで、自然科学と人文・社会科学分野によるデータの共有や異分野間の学際研究が促進されます。また、行政や住民などの多様なステークホルダーの意思決定を支援する科学の知を生み出し、広く共有される環境づくりを進めることで、科学的根拠に基づく持続可能な開発や防災・減災の社会実装が促進されることが期待できます。
地上観測や地球観測衛星等のデータと、気象・気候予測モデルの出力、地理空間情報や社会経済情報を統合的に解析することによって、水関連災害の防災対策と気候変化への適応、水利用の効率化のために有用な情報を提供します。また、災害、都市、経済などの多分野のデータ・モデルと、水分野のデータ・モデルとの統融合を実現するデータ基盤をDIAS上に構築します。さらに、水関連災害のリスク軽減や災害時の応急対応を支援する手法を開発し、パイロットスタディを行います。
池内幸司 教授
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