お知らせ

2021年3月31日

「水循環データ統融合の展開学」の活動成果の御報告と御礼

2021年3月31日をもって本社会連携講座は終了いたしました。

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2021月03年03日

最終報告会のお知らせ

社会連携講座の最終報告会を、以下の通り開催いたします。ご参加いただける方は、2月26日(金)正午までに以下のURLにてご登録をお願いします。接続先については後日ご案内申し上げます。

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お知らせ一覧 

目的とビジョン

本講座では、地球観測データや数値モデル、社会経済データを効果的に統融合する地球環境情報プラットフォーム(DIAS)を用いて、水循環と水関連分野のデータ統融合を促進する研究開発を推進します。さらに、それにより得られる科学知を体系化して教育を行うとともに、国内外での調整を通して社会に実装し、公共的利益を創出することを目指します。

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科学的知見の創出

ビッグデータの統合と解析を通じた科学的知見の創出

教育

データ統融合により得られる科学知を体系化した教育の実施

公共的利益の創出

気候予測による水害軽減など地球規模課題解決への貢献

研究内容

本社会連携講座では、地上観測や地球観測衛星等のデータと、気象・気候予測モデルの出力、地理情報や社会経済情報を統合的に解析して、大規模水災害の被害軽減や気候変化に適応した水資源管理、水利用の効率化等に有用な情報を提供します。また、災害、都市、経済などの多分野のデータやモデルと水分野のデータやモデルとの統融合を実現するデータ基盤をDIAS上に構築する。そして、水災害の被害軽減や発災時の応急対応等を支援する手法を開発し、関係機関等と連携してパイロットスタディを国内外で推進します。

期待される効果

水循環と水関連分野のデータやモデルの統融合が進むことで、自然科学と人文・社会科学分野によるデータの共有や異分野間の学際研究が促進されます。また、行政や住民などの多様なステークホルダーの意思決定を支援する科学の知を生み出し、広く共有される環境づくりを進めることで、科学的根拠に基づく持続可能な開発や防災・減災の社会実装が促進されることが期待できます。

共同研究の内容

  • 大規模水害のリスク評価手法の開発
  • 途上国の水災害への対応能力の向上に関する研究開発
  • 陸域水循環モデル(WEB-DHM)の汎用化研究と実利用システムの開発

メンバー

地上観測や地球観測衛星等のデータと、気象・気候予測モデルの出力、地理空間情報や社会経済情報を統合的に解析することによって、水関連災害の防災対策と気候変化への適応、水利用の効率化のために有用な情報を提供します。また、災害、都市、経済などの多分野のデータ・モデルと、水分野のデータ・モデルとの統融合を実現するデータ基盤をDIAS上に構築します。さらに、水関連災害のリスク軽減や災害時の応急対応を支援する手法を開発し、パイロットスタディを行います。

池内幸司 教授

ウェブサイト

水循環および水関連分野のデータや情報をモデルによって統融合し、分野間連携を進めて新たな価値を生み出す研究と、社会が抱えるさまざまな問題に対し、その解決や管理における意思決定を支援する調査・研究を推進し、水循環および水関連分野において、分野間連携、科学と社会の連携を支える学術基盤を構築します。

川崎昭如 特任教授

ウェブサイト

メンバー一覧

ポスターダウンロード

社会連携講座ポスター

本社会連携講座の概要を示したポスターをPDF形式でダウンロードいただけます。

東京大学大学院工学系研究科
社会基盤学専攻

社会連携講座
水循環データ統融合の展開学

お問合せ
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